お子さんに「矯正したい(歯並び治したい)」と言われた時、まずどんなことを考えればよいでしょうか?
お子さんが矯正治療を受ける場合、親御さんも矯正治療について興味を持って頂き、お子さんと一緒に矯正治療について知って頂けるとお子さんも安心です。

このページでは、矯正治療を検討されているお子さんの親御さんからよく頂く質問や、私がご説明をする時によくお話しさせて頂くことをお伝えしますね。

「矯正装置をつけていることで、口元が目立ったりするのを気にするのでは?」


矯正装置にはいろいろな種類があります。医院では、実際の装置をお見せしながら 説明をしっかりと行います。目立ちにくいものや裏からつける装置などもありますよ。
また、欧米では矯正治療で装置を着けることはステイタスと思われていて、逆にカラフルなゴムをつけたりして矯正治療を楽しんでいる子供さんもたくさんいます^▽^ 当院でもこのカラフルなゴムをご用意していますので、興味を持たれたかたはお声を掛けて下さいね。
(ちなみに、欧米は歯科に関する考え方が進んでいて、予防意識もとても高いです。虫歯にならない甘味料キシリトールは歯科先進国フィンランドでの研究が元になっているのはご存知でしょうか?また、同じ北欧でフィンランドのお隣のスゥエーデンも歯科先進国としてとっても有名です。当院では、スウェーデンで実際に使われている歯ブラシなんかも販売しています(^O^) こちらもご希望有りましたらお声掛け下さい♪)

「矯正って聞くとなんとなく痛いイメージ…うちの子は怖がりだけど、大丈夫かな?」


矯正治療は麻酔をしたり、削ることはありませんので、そういった意味での痛みはなく、意外とハードルが低いんです。また、子どもさんの方が適応能力が高く、装置に慣れるのも早い傾向がみられます。
どんなものかわからないと不安が膨らんでしまいますが、実際見てみて、また、装置をつけてみると思ったより大丈夫だったりしますよ(^_^)お子さんが矯正治療を始める前に不安そうにしていたら、なんでも気軽に聞いてくださいね。

「うちの子は歯並びの見た目が整うことが目的のようだけど、矯正すると他にどんなメリットがあるの?」


8020運動という、厚生労働省と日本歯科医師会が推進している、80歳で20本以上歯を残すことを目標にしている運動をご存知でしょうか? 20本以上歯があると、固い食品なども含め、大抵のものを噛むことができます。不自由なく物を食べられることで、80歳を超えても外食の機会を楽しむことができます。
80歳で20本以上歯が残っている人達を調べた調査では、歯の噛み合わせが安定しており、受け口さん(反対咬合)はいなかった、という報告があります。(出典:日本歯科医師会雑誌1999;52 茂木悦子さん他)この報告から、歯並びや噛み合わせは身体の健康状態と強く関連していると考えられています。
健康で元気に生活するために、歯並びや噛み合わせは非常に重要だと言えます。

よく頂く質問や、気になるかな?という点をピックアップして掲載しておりますが、他にも気になることがありましたら、どんな小さなことでもお気軽に聞いて頂けたらと思います!

マスコットうさぎ