歯科診療台(ユニット)

こんにちは! 岡山県岡山市南区のまや矯正歯科クリニックの秦泉寺 麻耶です。
今週水曜日、じん歯科院長と一緒に広島大学に行ってきました。

歯科診療台の歴史

私自身は広島大学出身で20年近く大学で過ごしてきたんですが、広島大学霞キャンパス医学資料館に一度もいったことがありませんでした。
今回、院長に大学を案内していてちょっと覗いてみようかといった気楽な気持ちで入ってみましたが意外に面白かったです。

建物自体は小さく、中もそこまで広くはありません。
流し見するなら全部を見るのに15分もかからないかもしれませんね。
一階は昔の医療に関する資料が多く展示されていて、ヒトの骨格標本が木で彫られたものが展示されていました。
他にも昔の診療の内容なども展示されており、往診や診断書といった文字も書かれていました。
今の医療体系とそんなに変わってないんですね!

そして二階には、歯科の道具や歯学部の歴史なども展示されています。
タイトルの診療台(ユニット)も、昔の海外の模倣のユニットから日本で作られたユニットから写真や実物が展示されており、私たち歯科医師にはとっても見ごたえがありました。
昔の診療台で、高級志向のものとしてシャンデリアと扇風機がついている物なんかもありましたよΣ(・ω・ノ)ノ!
この歯科診療台、昔からうがいをする台もついていたんですね。
〇んぷくの〇きさんが診療している姿が以前放送されていましたが、スタッフさんが足で踏んで歯を削る機械を動かしていました。
院長曰く、知っている先生がこの足で踏んで動かす機械で診療していたとか!
今のように電動で動くチェアが出来たのは戦後しばらくたってからの話なんですね~。

dental chair

また、他にも昔使っていた入れ歯やかぶせ物を作る道具や矯正で使う道具なども展示されていましたが、今とそんなに変わっていないな、と感じるものもたくさんありました。
私たちが実習で使っていたものをそのまま移動させたようなものもあって懐かしいやら(笑)
何だか学生時代の勉強の内容を思い出しました。

一般の方があえて行かない場所だとは思いますが、行ってみるとちょっと面白いかもしれません^^

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