顎機能検査と筋電図

こんにちは(*^-^*)

突然ですが、顎関節症という言葉をほとんどの方がご存知かと思います。
もう、この十数年の間にかなりメジャーな病名になっていますね。
とある文献では、無自覚の方も含めると日本人の6割以上が顎関節症だと言われています。
顎関節症の特徴的な3大症状として

顎の痛み(関節や筋)
関節雑音(お口を開け閉めする時に音が鳴る)
開口障害(口が開きにくい)

が挙げられます。
皆さんはどうでしょうか?気になる症状はありますでしょうか?
今日は、矯正にも関係があるこの顎関節症と検査についてのお話です。

顎関節症の検査

この顎関節症、今のところ直接の原因がはっきりせず、治療は対象療法が主になります。
遺伝ともホルモンの影響とも生活習慣やストレスなどの環境要因とも言われていますが、原因がわからないので治すことが難しいんですね。
そして現状、その原因の中にかみ合わせも含まれるというのが一般的な考え方です。
実際、開咬(上下の歯の一部がかみ合っていない状態)や叢生(ガタガタ)でかみ合わせが歪んでしまっている場合などリスクは高いと思われます。
それでも、かみ合わせが悪い人が全員顎関節症かというとそういうわけでもないので、難しいところです。

ということで、本題の検査の話になります。
これまでに書いてきたように、顎関節症や咬み合わせというものは因果関係がわかりにくいのですが、対応する歯科医師としてはどこか原因がわかればその原因に対応することで治療への道筋が出来ますので原因が知りたい。
そのツールの一つとして顎機能検査と筋電図という、噛んだり顎を動かしたときの筋肉の反応や顎の動き方を調べて現状を把握する機械があります。
じん歯科・まや矯正歯科クリニックにもこの顎機能検査の機械と筋電図の機械を導入することになりました。
そこで、昨日この顎機能検査の機械の勉強会に行ってきました。
大学時代にもこの顎機能検査の機械を使っていろいろ検査をしていたんですが、新しい機械は機能も増えて作業も楽になっているようです。
顎の動きが治療前後で変化するかどうかなど、矯正だけでなくかぶせ物や詰め物の治療にもしっかり応用していい治療をしていきたいと院長としっかりお話を聞いてきました。
これを使って、歯やかみ合わせが原因で困っている患者さんの状態を少しでも良く出来たらいいなと思います。
ちなみにこの機械での検査は保険で矯正治療を行う場合必ず行わなければならない検査に含まれています。
じん歯科・まや矯正歯科クリニックでも、近々この保険での矯正治療に対応できるよう準備を進めているところです。
今年中に申請が出来ればいいなと思っています🤔
ということで、今日は久々に治療に関するお話をさせていただきました。

ところで、1か月ほど前に書いていた柔軟の話ですが、その後の経過報告をしますと、、、
先週火曜日でちょうど1か月だったのですが、二人とも1か月では残念ながらぺったり開脚が出来るようになりませんでした(^-^;
よっぽど身体がかたいんですね(笑)
でも、二人ともだいぶ開いて前に倒れるようにはなりました。
毎日ちょっとずつなので、まぁこんなもんなのかな、と思います(笑)
最初のストレッチに戻ってもう1か月ほど続けてみようと思います🌸

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