吹奏楽部なんですが、、、

こんにちは! 岡山県岡山市南区妹尾で矯正をしている、まや矯正歯科クリニックの秦泉寺麻耶です。
オリンピックが終わりましたね。
フィギュアはもちろんですが、今年はほんとにどの種目も思わず食い入るようにみてしまいました笑
特にカーリングの3位決定戦は面白かったです。
ウインタースポーツは特に環境に左右されると言うことですが、選手の皆さんが言われていましたように、今回の試合をきっかけに環境がもっともっと整うと良いですね。
選手の皆様、関係者の皆様、ほんとにお疲れ様でした。

ところで今日は…

私、吹奏楽部なんですが、矯正できますか?

こういう質問をよく受けます。
吹奏楽というと、トランペット、サックス、クラリネットと、唇にマウスピースやリードをあてて音を出す楽器がほとんどです。(だから吹奏楽っていうんですけどね笑)
ブラケットはどうしても歯につけるものですので、中には、矯正をしないほうが良いよとおっしゃられる指導者の先生もおられます。
じゃあ、実際ブラケットがついていると音を出せないかというと…

ちゃんと音は出ます。
これは、私自身がフルートをしていたから言うんですけどね。
音はちゃんと出ます。
ですが、やはり最初は唇にマウスピースやリードが今までと違ったあたり方をしますので、音が出にくくなります。(なので、指導者の先生の言うことも間違いではありません。。。)
で、いつごろちゃんと音が出るようになるかと言うと、これが練習量や楽器によって違ってきます。
また、楽器をしていることで治療の進み方が遅くなるケースも、実際にあります。
個人差があるんですね。

矯正治療ってのは、この「個人差」って言うものがとても大きい治療だと思います。(もちろん他の治療もそうなんですが、矯正には特によく出てきます)
個人によって、生活環境もお口の中の状態も感じ方も性格もぜんぜん違いますので、これはもう、一人ひとりとしっかりお話ししながら、その時のその状況にあった装置だったり治療を選択していくことが一番です。
実際、私の後輩は矯正しながらフルートを吹いていましたし、他にもトランペットやクラリネット、トロンボーンをしている患者さんもいます。(いました。)
唇側ではなく、裏側(舌側)に装置を着けるという方法もあります。
逆に、やはり装置がつくからと吹奏楽部でもパーカッションを選んだ患者さんもいます。

ですので、最初の質問の答えですが、
吹奏楽部でも矯正治療はできますか?と言う答えには、「できます。ただしご本人が慣れるまで練習に耐えられるのであれば。」と私なら答えます。
全てはご本人の感じ方によるところが大きいので、私達ドクターは、それを出来るだけフォローしていくことが大切なんだと思います。
だから、私達矯正科医は特に、吹奏楽にかぎらず、患者様と出来るだけ治療の前後や治療中、しっかりお話しをさせていただきます。
皆さんも、もし何か不安なことがありましたら、出来るだけ先生としっかり相談するようにして下さいね(^O^)
それがお互いにとっていちばん大切なことだと思いますよ!

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