保定とは?②

こんにちは! 岡山県岡山市南区妹尾で矯正をしている、まや矯正歯科クリニックの秦泉寺 麻耶です。
今日は前回の保定の話の続きです。

保定って?…続き

私も、大学時代に1年ほどアメリカに留学していたことがあるのですが、留学中に固定式の保定装置が取れて前歯に隙間ができたことがありました。
取り外し式の装置を持っていたので歯があまり動かずに済みましたが、せっかく頑張ってきれいにしたのにすきっぱになるところでした((+_+))
矯正治療をしてから5年以上経っていたのに!

とまぁ、結構ショックなんですが、人の体ってのは今の状態を保とうとするんですね。
矯正に限ってはこれが厄介だったりするのですが、これは人の機能としてとっても大切なことなんです。
なので、歯が安定するまではしっかり保定してあげる必要があります。
この期間が人によってさまざまなので、どのくらい?と聞かれてもなかなかはっきりお返事できないことが多いのが実際のところです(/ω\)
装置を外してそのまま何もしなくてもほとんど動かない人もいれば、かなりの年月が経っていてもう大丈夫だと思っても、保定装置を使わなくなったら動いてきてしまうことも。
人の歯なので、時間がたったら必ず変化はするのですが、これが望まない方向(矯正をする前の状態)に向かうと困ってしまいます。
なので、私は、ご自身の生活に一番適した装置をその都度選択しながら、歯並びが変化しないことを確認して保定を終わらせることが一番いいのかなと思っています。
矯正治療って期間が長いのはこういった期間もあるからなんですね。

もちろん治療ではないので、通院は治療中のように毎月ではなく何か月かに1回くらいのペース、つまり歯みがきや虫歯チェックなどの定期検診とほとんど変わらないくらいになります。
虫歯や歯周病のことも考えたら、この通院システム、実はとってもいいことなんです。
でも、装置が外れたと思ったのに装置!とまぁ、ショックですよね。
ショックなんですが、後戻りするよりは、いいですよ(/ω\)
と自分を納得させつつ、経過を見させていただいています。
こちらの装置、取り外しの装置や裏側からの目立たない装置など、いろいろありますので、ぜひ先生と相談して下さいね(^^)
そして、できるだけ長く使っていただくことをお勧めします。

保定

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