口腔筋機能療法_MFT

こんにちは! 岡山県岡山市南区妹尾で矯正をしている、まや矯正歯科クリニックの秦泉寺 麻耶です。
先日、台風が騒がれる中、東京でMFTの講習会に参加してきました。
このMFTセミナー、全3回なのですが、1回目は豪雨の次の日、2回目が台風と悪天候に見舞われるなんともタイミングの悪い日程(/ω\)
あと1回8月末にありますが、最後くらいは天候に恵まれたらいいなぁ( *´艸`)
と、いろいろトラブルはありましたが、このセミナー、とっても勉強になりました!

口腔筋機能療法

最近TVでも取り上げられていますが、MFTというのを皆さん聞かれたことはありますでしょうか。
MFTはMyofunctional therapyの略語で、お口の筋機能療法のことです。
舌や口唇および顔面の筋肉など口のまわりの筋肉を強く、またバランスを良くし、正しく機能させることで歯並びや顔貌、口腔内の状態を良くしていくことを目的とした治療です。
高齢の方の口腔機能に注目したoral frailといった言葉も知られるようになってきましたね。
ご飯を食べる・話をする・表情で伝えるというように、お顔やお口の筋肉は日常生活でとっても大切な役割を担っています。
でも、食べ物の欧米化が問題とされているように、食生活や生活習慣の変化でお口の機能がうまく成長できていないお子さんが増えてきています。
お子さんだけでなく、大人の方でも口腔習癖の残ったままの方も口腔機能が弱い方も時々見かけます。
高齢になってくると、いろんなところの筋力が衰えてきてしまいますが、お口の筋力もなくなってきてお食事が難しくなってくることがあります。
こういった場合に筋力をつけていくことを目的としたトレーニングを1回10~15分程度で練習してもらうのがこのMFTです。
皆さんは、普段、しっかりお口を閉じていられていますか?
水や食べ物を飲み込むとき、舌の位置はどこにあるでしょうか?

今までもMFTをいろんな医院で勉強してきましたが、今回改めてちゃんと勉強する機会が持てました。
セミナーで私自身もトレーニングをしてみましたが、意外にうまく舌が動いていなかったり弱い部分があったりでびっくりしました。
こういった習癖や機能の問題が、歯並びやお口の状態に影響していなければ、あえてトレーニングを頑張らなくてもいいのですが、
前歯が咬まなかったり出っ歯さんや受け口さんだったり、歯並びだけでなく、ブリッジや入れ歯の安定にもかかわってきます。
筋力が弱いと、誤嚥性肺炎を起こしやすくなったりもします。
皆さん、普段からのお口の筋肉や舌の使い方、少し意識してみて下さい。
何か気になることがありましたら、いつでも相談にいらして下さいね☺

ところで、待合の漫画を新しいものに入れ替えました!
人気の漫画は残しています。
楽しみにいらしてくださいね(^^)/

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