早期接触と咬合性外傷

こんにちは! 岡山県岡山市南区妹尾で矯正をしている、まや矯正歯科クリニックの秦泉寺 麻耶です。
朝晩だいぶ涼しくなってきましたね^^

さて、今日は久しぶりにかみ合わせのお話です。

早期接触

早期接触とはちょっと聞きなれない言葉かもしれません。
これは、カチッと上の歯と下の歯をかみ合わせた時全部の歯が一度にあたる(接触)するのが普通の状態なのですが
1箇所だけ先にあたってしまう状態です。

これ自体は時々あることで、これによって必ずしも良くない状態になるとは限りません。
ですが、先にカチカチあたってしまうとその歯だけに噛み合う強い力(咬合力)がかかってたまにその歯がぐらぐらしてしまったり歯茎が下がってしまったり(歯肉退縮)することがあります。

この歯がぐらぐらしてしまう状態は、ころんでガツンと歯を打った時に歯がぐらぐらしてしまう状態に近い状態です。
これを咬合性外傷と言います。

また、先にあたってしまうことで本来の正しいかみ合わせの場所からずれて咬んでしまうことがあります。
それによって顎が正常に発達できなかったり、顎関節症になってしまうこともあります。

このようなかみ合わせに悪い影響を与える早期接触は早めに治療しておきたいところです。

ではどのような時にこういった早期接触が起こりやすいかというと、
一番多いのがガタガタさんです。
部分的に上の歯と下の歯が逆になっている場合も起こります。
また、受け口さんも起こりやすいといえます。

お子さんがもし、カチカチ咬みにくそうにしていたりガタガタが強くて歯茎が変だな~と感じる時には、一度矯正の先生に診てもらって下さいね。

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